ビジョン&ミッション基本的なアルゴリズムは、考案済みだと思われがちです。しかし、そう断定することは早計です。なぜなら、例えば、確率的なアルゴリズムや探索アルゴリズムについては、十分に研究されてこなかったからです。確率的なアルゴリズムの有効性は、幾つかの実例によって示されています。しかし、解析が難しいため、理論的な研究は殆どされていませんでした。探索アルゴリズムについては、人工知能やパターン認識の分野で長年にわたって研究されてきました。しかし、理論的な研究は、十分に行われてきませんでした。実際、連続音声認識は、HMM(隠れマルコフモデル)などの理論的なモデルにもとづくことで、ようやく、実用的なものになりました。発見されていない基本的なアルゴリズムは、まだまだ存在するでしょう。 ところで、最近、IT(情報技術)バブルが崩壊したとか、IT産業はもうおしまいだとか、よく耳にします。しかし、大きな視点で眺めると、これまでIT革命と呼ばれていたものは、IT産業そのものではなく、「インターネット関連の製品・サービス」という1つの商品にすぎないのです。従来の「インターネット関連の製品・サービス」は、過去の基礎技術にもとづいて開発された商品とみなせます。そして、新しい商品が開発されないうちに、その商品の寿命が尽きてしまったせいで、IT(情報技術)産業が沈滞してしまったと見なせます。「ITバブル」の崩壊は、IT産業の終末ではなく、その商品寿命が尽きたことを意味しているだけです。 IT産業が沈滞しているのは、「新世代のIT革命」という新商品を開発するための基礎技術(すなわち基本的なアルゴリズム)が枯渇しているからです。一方、IT分野には、「本物の人工知能」という未踏領域が残されています。IT産業には、まだまだ発展の余地があります。ですから、新世代のIT革命は、新しい基本的なアルゴリズムの発明を引き金として起こるでしょう。そして、人類が「本物の人工知能」を開発するまで、「新しい基本的なアルゴリズムが発明されてIT革命が起こる」というサイクルが、何度か繰り返されることでしょう。 ML-LABOは、新しい基本的なアルゴリズムによって、新世代のIT革命を起こし、新しい市場を開拓しようとしている新しい企業です。 |